(旧)働き蜂たちの独り言

レンガの敷き方etc.

2010年8月23日

エクステリア&外構専門店のBee’s Garden西岡です。

レンガを圧着させられる職人は、ブロックでも平板でもインターロッキングでも器用にこなします。
そうした職人が少なくなって、味のある仕事や作品が減ってくるのはさびしいと思います。
レンガを土間に敷く場合は、馬踏み・市松・アジロ・斜めアジロなど色々パターンはありますが強度的な差はありません。

周りの雰囲気とマッチするパターンであれば問題なしです。
レンガを施工する場合には、見えないところが重要です。(工事全般にいえることですが)
積む場合は、コンクリート基礎の大きさとコンクリート強度、敷く場合は路盤処理(掘削・砕石填圧)の深さが重要です。
実際の施工では、見えるレンガ部分のコストはデザインによって一定ですが、見えない部分の工事費は元々の地盤の強度や地質による処理の仕方で差が出てきます。
また、施工業者によって見えない部分に対する考え方がまちまちで、公共工事に準拠するような仕様の業者からほとんど我流の業者までいます。
住宅の耐震性能や耐用年数は話題になりますが、門・塀・花壇等の構造物の耐久性や経年劣化の件はあまり話題になりません。
例えばレンガやブロックを積む際のモルタルは、セメントと砂を混合して造りますが、海砂と除塩した左官用砂や山砂では強度や白華の出具合にかなり差があります。(砂の価格も倍以上違いますが)
コンクリートの強度も160㎏/cm2が標準ですが、当社は夏場は180㎏/cm2で冬場は210~240㎏/cm2と早強剤を併用します。
見えるところは誰でも綺麗に造りますので、見えないところが非常に重要であることを考えて頂ければ幸いです。

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