(旧)働き蜂たちの独り言

New moral standard

2011年1月29日

今日ご来店されたお客様から弊社のプレゼン資料の貸し出しに関して添付している「New moral standard」についてご質問をいただきました。 これはデザイナーの知的財産権の保護に関するもので、外構&エクステリアに関するデザインを勝手に使用した場合に著作権侵害に当たると説明した文書です。

たとえばお客様が数社の外構会社に自宅の外構デザインを依頼されたとします。 同じ家・同じ敷地・同一のご希望であればデザインが似てくることはありますが、これは偶然の結果であって完全に一致することはありません。  しかし、ある一社にデザインを依頼して、そのデザインを数社に持ち込んで見積もりを競争させるのは相見積もりであって、最初にデザインをしたデザイナーの知的財産権を侵していることになります。

ビーズガーデンでは他社の図面を利用しての見積もりや施工をお断りしています。  それは設計が無料という環境の中で外構各社が自社と他社のデザイン権を尊重して営業を行うという暗黙のルールのなかでの姿勢ですが、悪質なお客様に対しては著作権の行使を行うという宣言でもあります。

これは関西の風土として、設計デザイン・著作権などの目に見えない知的財産権にはお金を払わない習慣があり、そのために設計無料という環境が出来上がっていますが、本来であれば関東のように設計・デザインを尊重して対価を払い、その施工価格を数社で入札するような習慣が理にかなっているように思えます。

現在の環境では、お客様に明確な悪意がなければ取り立てて問題になることはありませんが、デザイナーの良心を踏みにじるような行為はやはり許せないのではないでしょうか。 あくまで常識や良識の範囲内での判断になると思われます。

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